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◆ 東京工芸大学TRPG-clubコンベンション'07

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俺の名は天花寺大悟(てんげいじ だいご)。 ……日本人だ!(挨拶

大陸浪人、天花寺大悟。
まもなく第二次世界大戦を迎える"黄昏の時代"において、己の拳ひとつで未来を切り開いた東方の快男児。
ダブルクロスリプレイ トワイライト」(田中天/F.E.A.R.)シリーズに登場する印象的な台詞の1つである。


残念ながらダブルクロスの卓は用意されていなかったが、先日9/15(土)に神奈川県厚木市で行われたTRPGコンベンションについての話題をば。
これは大学時代に所属していたTRPGサークルが主催する対外イベントであり、活動の成果を発表する場でもある。
まあ、発表の場としてなら学園祭の時にでも力を入れるべきなのであろうが、地理的な問題からか大学敷地内では外部の人が集まりにくいので仕方が無い。(TRPG自体がマイナーな趣味である上に、かつ時間もかかる遊びのため大学関係者だけでは成立が難しい)

コンベンションレポートと言う割には少々時期が遅い気もするが、いつも通りなので気にしない。
当日に参加してくれたお客さんのレポートなどがblogやmixiの日記などに挙がっていたりするので、それを踏まえての記事ということで了承していただきたい。1秒くらいで。

ちなみに自分はOBなのでイベントを手伝う必要は無いのだが、大学から家が近いのもあり、準備段階(テストプレイ)から少しだけ関わっている。
もちろん、一番の理由は「自分も楽しいから」である。





TRPGは人数と場所、時間を必要とする趣味だ。
状況にもよるが、概ね3~7人程度の顔ぶれが一堂に会し、数時間に渡ってテーブルを囲み談笑する。
遊びと考えるなら変則的かもしれないが、ちょっとしたスポーツ、パーティゲームなどと比較すれば、人数や場所の制限もそれほど違和感は無いはずだ。

ここで言うTRPGコンベンションとは、主催者が会場を用意し、そこに不特定多数が集まって皆で遊ぼうというイベントである。
本来なら仲の良い友人らと一緒に遊ぶものなのかもしれないが、たまには他の人と遊びたくなることもあるし、そもそもマイナーゆえに身近にプレイ仲間が居ないような場合もあるだろう。
他にも、近隣のTRPGユーザ同士、サークル同士の交流会としての側面も持つ。

なお、昨年・一昨年の同イベントについての記事は以下に。


▼テーブル


さて、今回用意されたセッションは9システム10卓。そのうち「d20モダン」を除く9卓が成立した。

実は前日まで、今年こそ客の一人として参加しようかなと考えていたのは内緒である。
成立した9卓のうち、「アリアンロッドB」「天羅万象・零」「異能使い」を除いた6卓のテストプレイに関わっているため断念せざるを得なかった。

余談だが、用意された10卓中3卓が女性GMだった。
他のオタク趣味の例に漏れずどうしても男性が多くなる傾向が強いのだが、TRPGをもっとメジャーな文化にするためには女性の積極的参加がより必要なのだと感じる。

TRPGの性質上、ゲームの進行を司るホスト役(一般的にゲームマスター(GM)と呼ばれる)を除いて、一度遊んだことのあるシナリオを再度プレイするのはなかなか難しい。
自分が映画やドラマを見ている横で、既にその作品を見たという人から、その後の展開やオチをバラされてしまっては興醒めもいいところだ。
映画なら上映終了まで黙って見ていれば良いのだが、会話でゲームを進めるTRPGで、ずっと黙っているワケにも行かないだろう。
通称、周知プレイ。シナリオを知らない他のプレイヤーに配慮しつつ、更に自分もゲームを楽しむというのは素人には少々荷が重い。



▼開場以前


午前9時、小田急本厚木駅北口(いわゆる兄貴前)に向かうと、後輩たちが既に勢揃いしていた。
コンベンションに参加するお客さん達は10時までに同じ場所へ集合という情報だけは知っていたのだが、自分はスタッフの集合時間も場所も聞き忘れていたなんてことは口が裂けても言えるはずがない。
今までの経験からこんなもんだろうと予想はしていたが、まあハズレでは無かったようで一安心。

1時間だというのに、駅前には既に何人かのお客さんっぽい姿が。
別に調べたわけでは無いのだが、我々オタクという人種は何となく雰囲気で通じ合えるものらしい。
去年のように、別のイベントと重なってオタクが大量発生してしまった場合は別だが、それはあくまで例外である。

いつもならここで一度、全員で会場へ向かっていたのだが、今回は誘導班若干名をその場に残して会場へ向かうことになっていた。
こうすることで、スタッフが参加者の集合場所に来るのが遅すぎるということが無くなる。
ちゃんと去年の反省が活かされていたということだ。
運営ノウハウの引継ぎが肝となる大学サークル系コンベンションにおいて、これは評価するべきポイントだろう。


自分は(一応)設営のお手伝いとして会場へ。

ぱっと見た感じ、設営自体に目立った反省点は無し。
準備は滞りなく進み、誘導班に案内されてやってきたお客さんも、余裕を持って対応することが出来たようだ。
以前、設営が終わる前にお客さんが到着してしまったという致命的な失敗を犯したことがある。
それが無かっただけでも十分と言えるだろう。

あえて反省点を挙げるなら、こんなところか。そんなに大袈裟なものではないが。
  1. 名札、サインペンなど細々した物の準備
  2. 使用する会場設備の確認
  3. 会場設備の初期配置、収納箇所などを簡単にメモしておく
  4. 誘導班・設営班の人員配置は的確に


▼開会式


開会式の最中、自分は会場の外に居たので詳細不明。
ただ、部屋の中の声は聞こえてくるので雰囲気は伝わってきた。
各GMによるテーブル紹介も特に問題は無かったように思える。ちゃんと練習していたらしい。

後から聞いた話だが、参加者の卓選択・決定の流れに少し問題があったとのこと。
そのせいでd20モダンが不成立、挙句に余った参加者が上限を超えて他のテーブルに入るという状況に。
他の人のコンベンションレポートを見ている限り、やはりその辺りが気になったという方も多いようだ。
未だ卓分け方法の「正解」は見出せていないが、最適解には程遠い。


伝聞でしかないが、簡単に何が起こったのかを記しておく。
サークルの後輩たちは既に問題を把握しているだろうから問題ないと思うが、もしこのエントリを見ている人の中にこれからコンベンションを開催しようという人がいた場合は参考にして欲しい。
同じ轍を踏むことの無いよう願うばかりである。

今回のコンベンションでは、直接移動方式を採用した。
  1. それぞれのGMは、セッションを行う各テーブルに移動する
  2. お客さんは、一定時間内に自分の参加したいテーブルの周りへと集まる(移動タイム)
  3. 司会、いったん参加者のテーブル移動を停止させる。
  4. 各テーブルのお客さんの集まり具合に応じて、募集を締め切ったり、再度プレイヤーを募ったりする。
  5. 1次移動で参加できなかったお客さんが、再び他の卓へ移動
  6. 以下、全員がいずれかのテーブルに決まるまで繰り返し
大まかな流れはこんな感じ。
事前予約(先着順)や、希望用紙を配布してスタッフ側がそれを元に割り当てる方式などもよく見るパターンだ。

で、何がマズかったのか?
  1. お客さんやスタッフに卓分け方法のプロセスを周知できていない。
    口頭で説明するだけではダメ、やはりパンフレットに記載するのが望ましいようだ。
    聞き逃す可能性もあるし、何より図表を使って視覚的に訴えるのは分かりやすい。
  2. 2回目のテーブル移動が先着順だった
    2回目の移動は時間で区切るのではなく、テーブルごとに先着順で締め切っていたらしい。
    これは想定されていたのか、それともスタッフが勘違いしたのかは分からないが、混乱の元なのは間違いない。
  3. 会場の配置により、全体を見渡しにくい。
    GMが各テーブルに着いてしまうので、多くの参加者が立ち上がっている状態(移動タイム)では、GMの姿が見えなくなってしまう。
    使用するルールブックを高く掲げるなど工夫はしていたみたいだが、なかなか難しいかもしれない。
  4. 空席状況が分かりにくい。
    プレイヤーが最低人数に達した場合はプレイヤーが着席、完全に募集を締め切ったか場合はGMが着席する……というようなサインがあったらしいが、上記2つの理由により、どこに空席があるのかが把握できず混乱した。
  5. 1回目のテーブル移動の際に人気の無かった卓に、結局誰も集まらなかった。
    上記の失敗が悪い方向に重なってしまった結果である。
    1回目でたまたま参加者が1人も集まらなかったd20モダン卓について、2回目のテーブル移動の時も人が集まらず、結局d20モダン自体が不成立(卓割れ)になってしまうということに。
  6. 上限人数を超えて参加者を受け入れる卓が出た
    人数不足だったわけでもないのに1卓潰してしまったため、必然的にどこの卓にも入れない「難民」が出てしまった。
    これを他の卓で受け入れたため、一部のテーブルでは上限人数を超えてしまうという状況に。
    想定を超えた人数でプレイするというのは、セッションが失敗する、楽しめなくなる原因の1つである。

勘違いしないで欲しいのだが、d20モダンのGMは決して開会式のテーブル紹介の際にアピール不足だったということではないと思う。
あまりメジャーではないゲームタイトルゆえに人が集まりにくかったのはあるかもしれないが、残念だったとしか言いようが無い。


▼控え室


運営を手伝っているとはいえ、基本的にはOBなのでコンベンション開催中はスタッフ控え室で暇潰し。
格好よく言えば、スタッフの荷物番として待機している……と言ったところか。
まあ、去年も一昨年もずっと控え室待機だったんだけど。

今回、控え室で遊んでいたゲームは「アップル トゥ アップル」と「algo
前者は余り考えずにノリと雰囲気を楽しむ言葉遊びのゲーム、後者はじっくりと計算し相手の手札を推理するゲームである。
実に両極端な組み合わせである。
定番「カタンの開拓者たち(Die Siedler von Catan)」のドイツ語版も用意していったのだが、こちらは遊ばれることが無かった模様。珍しい。


▼コンベンション終了後


コンベンションが終了した後は、お客さんを会場から追い出し、スタッフ全員で後片付け&簡単な反省会。
会場設備の収納位置が少し違うと文化会館の中の人に怒られちゃったりもしたらしいが、その程度で特に問題は無し。


▼打ち上げ


打ち上げは、すき焼き&しゃぶしゃぶ食べ放題のお店。
とか言いつつ、自分はすき焼きオンリーでしゃぶしゃぶには手を付けず。しゃぶしゃぶ鍋は席から遠かった。

そういえば、クトゥルフ卓を担当した後輩の韓国人留学生は、両方とも今回が初めて食べたと言っていた。
彼の目にはこの2つの鍋がどう映ったのか、ちょっと興味深い。


▼2次会


そんなわけで朝までカラオケである。
総勢9人、うち2人は途中から参加、1人は用事のため数時間で離脱。
メンツがメンツだけに、どんな曲が中心だったかは推して知るべし。
ずっと普通のJ-POPを歌っている後輩がちょっと憐れだったかもしれない。変な先輩でごめんよう。

「ETERNAL BLAZE」はムービー付き。ヴィータ可愛いよヴィータ。
当然ながら同じ水樹奈々の「SECRET AMBITION」や「MASSIVE WONDERS」(全部リリカルなのは関連)も歌う。

「もってけ!セーラーふく」は予想通り部屋の皆で合唱状態。
でも「かえして!ニーソックス」の方は知名度が低かったようで残念。
「らっきー☆ちゃんねる」主題歌の「曖昧ネットだーりん」も歌ってみたけど、1人で歌うのはなかなか厳しい。
誰か知ってる人とデュエットしたいね。間奏中に入るセリフの応酬とか。
そーいえばハルヒ関連曲(ハレ晴レとか)歌い忘れた。

「電撃戦隊チェンジマン」や「光戦隊マスクマン」と言った特撮ソング。
流石に年代が古すぎて誰も付いて来れない……と思ったら、同室の後輩2人が一緒に歌い出す。
お前ら幾つだ。


流石にネタ曲ばかりでは人として何か間違っている気がするので、J-Popも少し。

例えば山崎まさよしの「One more time, One more chance」とか……あ、いや、「秒速5センチメートル」の主題歌だからってワケじゃないです。昔からボクの十八番なんです。下手だけど。
本当は「メヌエット」も歌いたかったんだけど、こっちは「ロマンシングサガ ミンストレルソング」だったりして……。

続いて、BUMP OF CHICKEN「カルマ」、day after tomorrow「Starry Heavens」「そして僕にできるコト」。
何も知らない人から見ればたぶん普通の曲である。
順に、アビス、シンフォニア、シンフォニア。これ以上は何も言うまい。

そして木村カエラの「リルラ リルハ」。
くっくっくっ……これがアイマス関連曲とは誰も気付くまい。
……自分もこの間知ったけど。


最後のシメは、当然JAM Project「SKILL」。
いつもなら誰かが歌っているのに合わせて合唱&掛け声(Motto!)を上げるだけなのだが……
ごめんなさい、僭越ながらボクがリードで歌いました。
楽しいけど声が出ません。どう見ても音程無視です。助けて。
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R.F.D. | by odprfd | 2007-09-19 04:06 | TRPGセッションレポ

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