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◆ 東京工芸大学TRPG-clubコンベンション'06

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先週の土曜日(09/30)、東京工芸大学TRPG-clubコンベンションが行われた。
今年も一応スタッフとしての参加である。
と言っても相変わらず自分ゲームマスター(GM)をやるわけでもなく、かつ裏方の雑務はほとんど下級生に任せてしまったので、ただ単にスタッフ控え室でごろごろしてるだけの「要らない子」になってしまった。
去年開催時のレポートを見てみたが、やってることは全く変わっていない。

ちなみに今回用意したゲームシステムは、
  1. ゲヘナ ~アナスタシス~

  2. アルシャード・フォルティッシモ
  3. ナイト・ウィザード!
  4. 異能使い
  5. アリアンロッドRPG
  6. ソード・ワールドRPG(上級者対応)
  7. ソード・ワールドRPG(初心者対応)
  8. 真ウィザードリィRPG
  9. ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition
  10. ダブルクロス The 2nd Edition
の計10テーブル。

公式サイトに告知してあった「スターレジェンド」は予備卓だったので、特にトラブルや人数過多等も無かったため成立せず。
これを除けば、(参加人数が想定より少なめだったところはあったものの)全て立卓となった。
兎にも角にも、セッションの不成立、いわゆる卓割れが無かったのは幸いである。





▼モーニングカレー


スタッフ陣は午前9時に小田急本厚木駅前集合、その後全員で会場となる厚木市文化会館へ。
遅刻者が何名かいたが、致命的なほど遅れたメンバーはいなかったので及第点か。
とはいえ、この形式を取る以上、客の案内&誘導のタイミングを考えると少し遅い気もしないではない。
荷物は他のスタッフに預けるなどして、「集合場所」と書かれた案内板を持つ人(1~2名、整理券配布担当も含めるなら2~3名)だけを残すのがベストだったかも。
次回コンベンションでは気をつけたほうが良さそうだ。

一同、文化会館に着くも、そこには何故か人ゴミ。
入り口からズラ~っと続く行列があった。
思わず本日開催イベントを確認、少しだけ眩暈。
大ホール:
モーニング娘。コンサートツアー2006 秋
~ 踊れ!モーニングカレー ~

通りで並んでいる人たちの雰囲気が自分たちに似ていると思ったよ。
公式サイトを覗いてみたところ、この土日で4公演あったらしい。
芸能人ってのも大変だ。

▼会場設営と誘導と


スタッフ控え室(残念ながらいつも借りている部屋ではなかった)に荷物を置き、会場設営班と誘導班の二手に分かれる。
今年は誘導班の方に回ることとなった。

本厚木駅前に舞い戻ってきた誘導班。
締め切り30分前だったもの、既に20人以上の方がスタッフを待っていた。
こういう光景を見ると、やっぱり遅かったのかなあと思わざるを得ない。
実際、OBから電話が掛かってきていたらしいし。
もしかすると、中には締め切りを10時だと認識していた方がいるのかもしれないけれど。

10時、自分は誘導第1陣としてお客さんを先導することになった。
その時点で集まっていたうちの半分、16名を連れて会場へと連れて行く。
一度に誘導する人数があまりにも多いと色々と問題が生じる可能性が高いため、小分けにするという方法を取ることになったのである。

それでも、お客さんたちを横断歩道で分断してしまうという失敗をやらかしてしまったのは反省点。
自分を含む先頭数名が渡っている途中で青信号が点滅し始めてしまったので、自分なりに最善の方法を取ったつもりではあったが……。
信号が点滅した時点で静止の合図をし、それ以上お客さんを渡らせなかったもう一人のスタッフの判断にはグッジョブ。
頼りない先輩ですいません。

会場到着。
モーニング娘のコンサートの行列が2倍くらいに膨れ上がっている。
列の合間を縫い、辺りに広げられたブルーシートを踏みそうになりながらも(というか踏んでやりたかった)なんとか誘導は完了。
ダフ屋もいたらしく、スタッフを含めた何人かが彼らに話し掛けられていたらしい。全く迷惑な話だ。
ちなみに状況が状況だったので、文化会館の敷地内ではスタッフ腕章を外して歩くことになったコトは笑い話である。

そういえば後で誘導班長が言っていたのだが、自分の担当した誘導第1陣の中に少し困った方がいたらしい。
彼の話を要約するとこうだ。

スタッフ 「これから誘導を開始するので、2列に並んでくださ~い」
「幼稚園児じゃあるまいし」

そう言って、列から外れるそのお客さん。

スタッフ 「(強めに)防犯上の都合から、並んでください」
「……(ぶつぶつ)」

幼稚園とは言わんから小学校に行けよ、おっさん。
さらに後で調べたところ、ネット上では結構有名な方らしい。
今後も似たようなことがあったら真っ先に排除する方向で(笑)

▼開会式


開会式の間、裏方は部屋の外で待機。
この主な目的は、GM達による当日行われるセッションの紹介にある。
あらかじめパンフレットなどで告知されてはいるものの、プレイヤーであるお客さんたちにとっては、参加希望卓を見極める重要なファクターだ。

若干名、緊張のため少し手間取ることもあったようだが、見てて特に失敗は無かった模様。
リハーサル不足と思われてしまったかもしれない。
ただし、このブログでも何度かネタにした某韓国人と某ファミマのバイト店員のそれはかなりの好評だったようだ。
BoA3に関しては、ゲームの雰囲気もあり、なんだかプラネタリウムで職員の説明を受けてるような気分である。

▼控え室


セッションが始まれば、あとは閉会まで待機するのが裏方の役目。
いつもならここでセッションが始まったりもするのだが、裏方の大部分を占める1年生が受付業務に交代で入ってしまうので面子が固まらず、今年はなし。
予備卓として準備されていたスターレジェンドを始め、扶桑武侠傳やアルシャードff&ガイアなど、裏方用にシナリオを用意してきた人は4人もいたのに残念だ。

時間のかかるTRPGは仕方ないとして、こういう時に威力を発揮するのがドイツゲームに代表されるボードゲームやカードゲーム。
もちろんカードゲームと言っても「マジック:ザ・ギャザリング」等のトレーディングカードゲームではない。当然だが。
というわけで、6ニムト!やボーナンザ等でも有名な独AMIGO社から発売されている子供向けゲーム「Fischers Fritz(フィッシャーズ・フリッツ、フリッツの魚釣り)」や、日本初にして現役最年長のゲームデザイナー・鈴木銀一郎先生デザインの傑作カードゲーム「モンスターメーカー」をサクッとプレイ。
自分は参加しなかったが、定番「カタンの開拓者たち(エポック版)」や、文化会館の屋上にある庭園で青空キャラメイクなるものを嗜む後輩たちもいた。

Fischers Fritzは初プレイだったのだが、流石ドイツゲームと言ったところ。
ルールが単純な子供向けゲームと銘打ってはいるが、決して幼稚な作品に留まっていないところが素晴らしい。
必要とされる記憶力と偶然のバランスも良く、また遊んでみたいと思わせてくれた。

▼閉会式


17:00、スケジュールの上では閉会式の時間である。
しかしどうやら現時点でセッションが終了していたのはアルシャードff卓のみとのこと。
というわけで一旦セッションを中断させ、簡単な閉会式を執り行う。
プレイ時間の延長は、最長1時間まで。
頑張れGM。特にBoA。

心配は杞憂だったことを伝えておく。
なんとか撤収時刻の18:00頃には全テーブルでセッションが終了したようである。
お疲れさまでした。

▼反省会というか


お客さんを追い出し、GMを除くスタッフ達で会場の後片付け。
その後、スタッフ控え室に全員(+OB)集合、反省会となった。
時間の都合から本格的な議論は次回の部会にて行われることになるだろう。

反省会の前に、客として来場していた同輩2人、すなわち09/28生まれの神崎亮ジェシカと10/09のHellestiaに誕生日プレゼントを渡してみたり。
一見普通のプレゼントだが、今回も色々とネタを仕込んでみた。
神崎の方にはPS2のシミュレーションゲーム「魔界戦記ディスガイア」の廉価版を、ヘレスには「メイドRPG」のシナリオ集&サプリメント「夢みるメイドRPG」を用意。

事情を知っている者はかなり少ないと思われるが、神崎と言えば中ボスである。
分からない人は近くのTRPG部のOBにでも聞いてみよう。
本当は、渡すだけ渡しておいてプレイ禁止とでも言っておこうかとは思ったが、流石にそれは酷すぎると思ったので諦めた。

そして「夢みるメイドRPG」は、サプリメント第2弾という扱いとなっている。
すなわち、基本ルールとサプリメント第1弾を持っていないと遊べない。
というわけで、遊びたいなら自腹で揃えるよーに。

▼2次会と3次会と4次会


反省会が終わった後は、宴会→オールでカラオケ→朝食の定番コース。
その割にはTRPG部でこの流れは久し振りのような気もする。
久々のみんなでのカラオケでは、定番曲になったり古い歌謡曲(かぐや姫とか加山雄三とか)になったりアニメソングになったりと、なかなかのカオスっぷり。
他のメンツ(主に1年生たち)が楽しめたかどうかは不明だが、少なくとも俺は楽しめたのでOKとする。
天城越えとか歌おうかなとか思ったけど高音が確実に出ないのが悲しい。

そうそう、眠りに落ちそうな時に、某ちゅーちゅーソングを歌ったら目が覚めた。
自分の痛さに耐えられる人はオススメ。
R.F.D. | by odprfd | 2006-10-02 14:34 | TRPGセッションレポ

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