人気ブログランキング | 話題のタグを見る

--------------------
◆ OD TOOL for TRPG

--------------------

現在、IRC用TRPG支援ツール「OD TOOL for TRPG」が公開中です。
Vectorからダウンロードすることもできますが、最新のバイナリである可能性は低いデス。
いや、その、個人ページがバージョンアップをダイレクトに反映できるのに対し、Vectorは公開までに幾多の手順を踏まねばならくて、凄く面倒なんですよ。
ごめんなさい

数は少ないですが、ODプロジェクトのTRPG系区画以外での使用報告もいくつか挙がってはいます。
大半は身内からの伝聞だったりして、ダイレクトな反応が聞けないのが辛いところ。


ちなみにIRCボット製作のきっかけは2003年春頃です。
当時、TRPGサークル「天翔けるゴブリン亭」でダブルクロス2ndのオンラインセッションがボチボチと行われるようになっていました。
そこまではよかったのですが、ゲームのルール上、一般的なダイスボットでは行為判定の処理に時間がかかるという問題点が明るみに。
何らかの解決策を取らないと、上手くセッションが進行できません。
そこで、chocoa版のダブルクロス専用スクリプトを作成することに至りました。

その後しばらくは、そのときに作った使われていたのですが、様々な理由(他の方が作られたダブルクロス用ダイスボットが使い易かったとか)により、次第に使われなくなっていきます。
正直、そのとき作ったダイスボットを今見直すと、色々と恥ずかしいぞ(笑)

先に挙げた「OD TOOL for TRPG」は、今年3月にコーディングを開始。
これはプログラミングの勉強のために作り始めたもの。
作成にあたっては、他の方が作られたボットの機能を大いに参考にさせていただきました。

その他にも、昔のボットに実装されていた「リザレクト」や「シーン登場」機能や、各ゲームシステムで使用されるテーブルの参照機能なども実装。
ダブルクロス用として始まったダイスボットは、いつの間にか汎用TRPGツールと言っても過言ではないくらいになっちゃっていました。

しかし、汎用性を高めると、専門性が下がってしまうのは仕方がないことなのでしょうか。
特定のゲームシステム、特定のセッション環境用に調整された類似ツールには、操作性や機能の面でどうしても差をつけられてしまいます。
いわゆる「越えられない壁」ってやつでしょうか。

なんだか、ソフトウェア工学っぽい話題になってきてしまいました。
別にそういうのを専攻してるわけでも何でもないんですけどね。
汎用性を持たせつつ、ユーザビリティ(プレイアビリティ)を高める方法。
そういった方面に明るい方がいらっしゃいましたら、是非ご教授くださいまし。
R.F.D. | by odprfd | 2005-06-21 23:32 | TRPG支援ツール

--------------------

<< OD TOOL for TRP... | 冷やしラーメン始めました >>