◆
魔界戦記ディスガイア2の話
ディスガイア2、始めました。2周目だけど。
相変わらずシナリオ自体の短さは何とも(笑) それでもクリアするのに50時間くらいかかったのは秘密。 1周目では、第9話(だったかな?)の終わりになる仲間を主戦力として戦ってせいで、 現在(2周目の序盤)は平均レベルが極端に下がってしまっているというオチ付き。 レベルアップに適したステージもまだ出てこないし……。 えとな、かむばーっく!(涙) まあ、ネタバレにならない程度に感想を。 まず、伏線の使い方が上手いと思った。 実際のところ、物語の伏線を貼るというのはとても難しいことなのである。 受け手(この場合はプレイヤー)を驚かせ、かつ納得させるものでなければならない。 「そうか! だからあのとき○○だったんだ!」と言わせるのが目的とも言える。 伏線で最も大変なのは受け手への印象付けではないだろうか? 伏線は伏線であると気付いてもらえなければ意味が無い。 印象が薄すぎるとプレイヤーは伏線自体を覚えていなかったりする。 かと言っても、あからさまな演出をすれば、勘の良いプレイヤーは途中で気付いてしまうだろう。 これでは驚きも半減だ。 ディスガイア2において、最大の伏線はオープニングである。 ゲームをクリアした方なら、同意してくれるのではないだろうか? 次に、ストーリーの一貫性も悪くない。 前作では、主人公……とは言わなくても、「濃い」キャラクターが多かった。 具体的に言えば、 それはそれで楽しいのだが、あまりストーリーがまとまっていなかったと思う。 前半と後半(最終話を除く)でシナリオの雰囲気が異なり、まるで別の物語を見ているようだった。 それに比べ、「2」のシナリオのキーとなる人物は主人公とヒロインのみ。 もちろん、それ以外のエピソードも組み込まれてはいるが、あくまでもサイドストーリーという形である。 主人公とヒロインの関係の変化が分かりやすく、見ている方も気持ち良い。 というか最後までツンを貫くロザリン萌え。 最近の作品でツンデレはよく見るが、割と早い段階に完全デレに移行してしまうような気がする。 デレに移行しつつ、プライドなどがそれを拒む……という状況が美味しいのに。 そして最後に。 ラハール殿下の噛ませ犬っぷりが最高。 R.F.D. |
by odprfd
| 2006-03-01 17:57
| 批評&感想
|
●プロフィール
●mixi | pixiv | TRPG SNS ●Twitter(log | fav) ●ターミナルベロシティ スパム対策実施中。 http://を含むコメント、半角英数字のみで構成されたコメントは送信できません。URLを載せたい場合はhを省くなどの工夫を。 同様にTBも規制中。記事内に当blogへのリンクが無い場合、自動的にTBは拒否されるようになっています。ご了承ください。 ●このBlogのRSS (XML形式、SPAMフィルタ済) 検索
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2015年 08月 2015年 03月 2014年 01月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 01月 2012年 11月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 03月 more... 最新のトラックバック
ブログパーツ
その他のジャンル
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||