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◆ ドラえもん のび太の魔界大冒険

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そんなわけで、今日は映画「ドラえもん のび太の魔界大冒険」を見たので報告。
「 ドラえもん のび太の魔界大冒険 」

製作年 : 1984年
製作国 : 日本
配給 : 東宝
映画ドラえもん第5弾。随分と古い作品である。
小学校の時に何度かビデオで見たことがあるが、残念ながらかなりの部分を忘れてしまっていた。
だが、当時の自分がなんとなく魔界大冒険をホラーとして見ていたような記憶がある。
印象的なシーンがいくつかあり、それが恐怖を煽るシーンだったためかもしれない。


ドラえもんはSF作品である。
だが、アーサー・C・クラークが提唱したクラークの第三法則、すなわち「充分に発達した科学技術は魔法と見分けが付かない」を考慮すれば、すなわち、SFというスタイルを模したファンタジー作品と表しても過言ではないように思う。
のび太を主人公とした日常の世界に、ドラえもんというを非日常的な存在が飛び込んでくる。
これはまさしくエブリディ・マジックの典型ではないか。

そう考えると、魔界大冒険は全部が全部「もしも」の世界ではないことに気付く。
もちろん、マクロな視点では「もしも」の世界ではあるが、それはあくまでも背景描写でしかない。
のび太とその周辺だけ(ミクロ)を見れば、何ら普段と何も変わらないのである。


さて、やはり魔界大冒険の感想を述べるなら、序盤に登場する2つの石像絡みのシーンに触れなければならないと思う。
もちろん、ドラえもんとのび太はこの石像に対して驚くが、それ以上のことはない。
しかし、よくある「誰もいないはずのシーン」を描写することにより、メタ視点を持つ観客に対して、これから始まる物語の奥行きを感じさせることになる。

この不思議な石像は何なのか?
何故、石像は勝手に動き出し、朝には消えてしまったのか?
そして、石像が流した涙とは…?
映画を見たことがある人なら、ここで答えを述べるのは蛇足というものだろう。

伏線と言えばもう一つ。
クライマックス直前、どうにもならない状態に陥ってしまったドラえもんとのび太。
ここで彼らを助けてくれたのは、パラレル西遊記と同様、○○○である。
ただ、これに関してはオープニングでちらりと登場していたので、そんなに驚きはしなかった。
もしかするとこれも伏線の1つだったのかもしれない。


最後になるが、一つ疑問を投げかけてみたいと思う。
作中でドラえもん達が述べているように、普段の世界と「もしも」の世界はパラレルワールドだ。
ということは、「もしも」の世界にジャイアン・スネ夫・静香が居たように、やはりドラえもんやのび太がいるはずなのである。
「もしも」の世界に住むドラえもんとのび太はどんな人物なのだろうか?
やっぱり、のび太はのび太なんだろうなぁ。でも射撃魔法が特異だったりするんだろうか。
じゃあドラえもんは……?
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R.F.D. | by odprfd | 2005-07-27 22:41 | 批評&感想

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